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2026.04.08
【はじめてのFPC】FPCへ切り替える事でどのくらい軽量化出来る?
コラム電線からFPC へ切り替える(その1)で書きました、FPC で切り替える事によって、どれくらい軽量化できるのか?ご説明させて頂きます。
電子機器内の配線材料の場合
電子機器の中でインピーダンス制御された配線に良く用いられているのは、細線同軸や極細同軸と呼ばれている配線材です。一般的に使用されている極細同軸線の中で一番細いのはAWG46で、ケーブル径は0.24mmとなります。 FPCでインピーダンス制御を考慮された構造,パターン設計をした場合、0.16mmとなります。
伝送距離が300mm程度として、基板に接続するコネクタなど、必要部材・構造を付加した上での重さは、極細同軸線A’ssyの場合4g,FPCの場合は1.3gでした。FPCを採用する事で、配線部材の重さを1/3 に軽量化する事が出来ます。 製品重量が稼働時間に直接影響する、ドローン,ロボットなどの用途で、効果を実感しやす いと思います。
車載用配線材料の場合
海外を中心に新車比率が高まりつつある、BEV(バッテリーEV),PHEV(プラグインハイブリッド)は電動をメインとした車両です。これらの車両も車体重量が移動可能距離へダイレクトに影響する為、使用部材の軽量化は大変重要です。
車に搭載される電子機器全般が対象となりますが、特に注目されているのが、駆動用大容量バッテリーの監視用配線です。一般的に使用されている自動車用電子ワイヤ利用BEVのバッテリー監視用配線ユニットの重量は960g程度でした。
FPCを使用したユニットに変更した場合の重量は20g程度でした。
電線を使用したユニットに対し、98%程度軽量化出来る事が分かりました。

BEV 駆動用バッテリー
実ユニット
BMS 用配線重量:960gBMS配線をFPCへ換装した場合の模式図
想定重量:18.4g
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